文秀堂について

 

 岩手県奥州市は平泉の北隣に位置し、奥州藤原氏が最初に舘を構えた

 場所です。
 藤原氏は平泉に舘を移しましたが、藤原氏を起源とする南部鉄器や

 岩谷堂箪笥は、変わらず奥州市にて生産されています。

 岩手は、砂・鉄・漆・木材等に恵まれた土地であり、同じく藤原氏を

 起源とする秀衡塗を始め、数々の伝統的な工芸品の産地です。

 当社は、南部鉄器と水沢筆の製造卸として、文化14年(1817年)

 創業しました。



年譜

文秀堂 元年 ( 文化14年 1817年 )
  留守家(水沢伊達家)家臣熊田惣吉が筆造りの内職を始める

  岩城家(岩谷堂伊達家)家臣髙橋家相前後して筆造りを始める
  東京商工リサーチ資料による創業年
文秀堂 37年 ( 嘉永6年 1853年 )
  帝国データバンク資料による創業年
文秀堂 72年 ( 明治21年 1888年 )
  高橋長吉が髙橋銘光堂の筆工場を岩谷堂中町へ建設
文秀堂 79年 ( 明治28年 1895年 )
  文秀堂筆が内国勧業博覧会で彰仁親王より褒状を受ける
文秀堂 99年 ( 大正12年 1923年 )
  髙橋家水沢移住 熊田文秀堂と髙橋銘光堂合併 
文秀堂134年 ( 昭和25年 1950年 )
  法人に改組し有限会社髙橋文秀堂とする
文秀堂137年 ( 昭和28年 1953年 )
  自宅社屋全焼
文秀堂142年 ( 昭和33年 1958年 )
  文秀堂南部鉄瓶 北日本産業共進会で努力賞を受賞
文秀堂153年 ( 昭和44年 1969年 )
  株式会社に改組し文秀堂株式会社とする
文秀堂159年 ( 昭和50年 1975年 )
  北日本商事株式会社設立
文秀堂195年 ( 平成23年 2011年 )
  東日本大震災発生
  平泉世界遺産登録
文秀堂200年 ( 平成28年 2016年 )